みなさん、どーもであります。ACFIELDであります。
今回はここ最近キャンプ、アウトドア業界で盛り上がりを見せているギア、ポータブル電源を紹介したいと思うのであります。ポータブル電源があれば電源サイトでなくとも家電の使用やスマホの充電ができるのであります。特にこれからの冬キャンでは暖房家電も使用もできるし、車中泊でも電源があると心強いのであります。また万が一の災害時の備えにもなるのであります。すなわち、何かとあると便利なギアなのであります。
そんな便利ギアでありますので、購入を考えている、気になっている方も多いと思われます。そこで今回は私目線で使ってみたいポータブル電源を選んでみましたのでよかったら参考にしてみてくださいであります。
行先の選択肢が広がる神ギア!ポータブル電源
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選ぶポイント
理数系にはめっぽう弱い、ガチガチの文系男子がキャンプで使用することを前提に選んだポイントは3つなのであります。
100,000mAh以上であること
mAh(ミリアンペアアワー)はあまり馴染みのない単位でありますが、ポータブル電源はこのmAhで表記されていることが多いのであります。しかしこれではどの程度の容量なのか分かりにくいことこの上ないのであります。我々一般市民にはmAhよりWh(ワットアワー)の方が馴染み深いのであります。電力会社からの電力使用量のお知らせにもこのWhが使われていますからね。
どうやら、このような感じで換算できるのであります。
ワット時定格量(Wh)= 定格定量(mAh)÷ 1,000 × 定格電圧(V)
はっきり言ってよく分かりませんが、÷ 1,000 でmAhのmをとっているのでありましょう。この計算式に100,000mAhをあてはめると、リチウムイオンバッテリーの定格電圧は3.7vらしいので、
100,000mAh÷ 1,000 ×3.7v=370Wh
となるのであります。
「なるのでありますって、具体的に分からんぞ!」という方のために、私のシワの無い脳みそをフル回転させてみたのであります。例えば冬キャンで使いたい電気毛布でありますが、強での使用で30Wh程度でありますから8時間寝る(寝る子は育つ!寝すぎ⁉)として、
30Wh×8時間=240Wh
となります。すなわち、240Wh以上の容量は必要なのであります。使用時は2~3割はDC-AC変換ロスが発生するので100,000mAh以上のポータブル電源であれば
370Wh×0.7=259Wh
となり、電気毛布を8時間以上使用することが可能となるのであります!
文系が偉そうに計算式を記載しましたが、(間違っていないか不安⁉)大筋では間違っていないと思われます。
出力波形が正弦波であること
出力波形には正弦波と矩形波があるらしく、
- 正弦波はなめらかな放物線が上下に繰り返す(上記画像のような波形)
- 矩形波は四角形が上下に繰り返す(矩は直線、直角の意)
ということらしいのであります。だからって文系には何のこっちゃなのでありますがこのうち正弦波であればほとんどの家電が使用できて安心なのであります。
しかし、日本の家電には50Hzと60Hzがありますので使用する電気機器とポータブル電源の仕様の確認が必要なのであります。最近は50Hzと60Hzどちらも使用できる家電が多いとは思いますが、そこも含め要確認なのであります。
PSEマークがあること
PSEマークは電気用品安全法(PSE)適合性検査に合格した証なのであります。JISマークやSGマークのようなもの⁉このPSEマークがないと品質が保証されていないことになりますので、ありのものを選ぶのであります。
これら3つに加え災害時での使用を考慮するならソーラーパネルが接続可能なものを選びましょう!せっかくのポータブル電源も停電で充電できなければその実力を発揮できないのであります。
ANKER PowerHouse
最初に紹介するのはANKER PowerHouseであります。ANKERはモバイルバッテリーや急速充電器、スピーカーなどで非常に評判の高いメーカーであります。元Googleの方が設立したメーカーとしても有名ですね。
またこのANKER PowerHouseはその品質の高さから福岡市をはじめ、様々な自治体で非常用の電源として採用されているのであります。
そんなANKERのポータブル電源ははっきり言ってカッコイイのであります。外装が高級感のあるアルミニウム仕上げで物欲を刺激しまくるのであります。
出力モードは12Vシガーソケット、ACコンセント、急速充電USBポートの3つありUSBポートは充実の4つであります。またバッテリーマネージメントシステムにより、高い安全性とバッテリーの長寿命化を可能にしたのであります。
重量も4.2kgとポータブル電源としては比較的軽量であります。
Anker PowerPort Solar 60と連結すれば高出力での充電が可能でありますので、万が一の災害時には力を発揮してくれるのであります。
品質と価格のバランスから非常におすすめのポータブル電源なのであります。
製品サイズ 約200 x 145 x 165mm
製品重量 約4.2kg
バッテリー容量 14.4V / 434Wh
入力 【DC入力】16.8V=7.5A
出力 【DC出力】12V=10A【AC出力】110V=1.09A【USB出力】5V=6A(各ポート最大2.4A)
SmartTap PowerArQ
続いて紹介するのは、圧倒的な大容量で人気のSmartTapのPowerArQ(パワーアーク)であります。ポータブル電源として626Whはかなりの数値なのであります。先程紹介したANKER PowerHouseが434Whでありますから、その大きさが分かっていただけると思います。
また6種類の豊富なカラーバリエーションであります。ポータブル電源でこんなにカラーを選べるのはこのPowerArQだけでありましょう!
加島商事 SmartTap ポータブル電源 PowerArQチャコール 008601C-JPN-FS-CH[ポータブル電源 大容量 USB]
どうせ持ち運ぶなら大容量の方がいい!大容量にこだわるのであればPowerArQの一択になると思うのであります。とにかくフル充電で持っていけば一泊のキャンプでは使い切れないのではないかと思うほどの大容量なのであります。
加島商事 SmartTap ポータブル電源 PowerArQチャコール 008601C-JPN-FS-CH[ポータブル電源 大容量 USB]
そして何やら先ほど見たようなポータブル電源との比較表が⁉でもANKER PowerHouseは434Whだから違うのかな?であります。とにかく1Wあたりの単価が安いこと保証が2年あること等は小生のようなものにはありがたいのであります。
出力モードはシガーソケット、ACコンセント、急速充電USBポートであります。
PowerArQ Solarがあれば給電しながら充電するパススルー充電も可能なのであります。この機能は災害時の使用状況を想像すると大きなアドバンテージなのであります。
LUCITA ENERBOX01 エナーボックス CITAEB-01
続いてはスタイリッシュな外観が私のお気に入りであるLUCITAのエナーボックスであります。
おお!スタイリッシュキャンプにピッタリなデザインで物欲を刺激してくるのであります。
サイズは非常にコンパクトでティッシュボックス2個半ほどであります。またAC差込口が3つあるのは上記2つのモデルには無かったアドバンテージでありましょう。
またDC-AC変換効率が最大95%であり電力の変換ロスが非常に少ないのであります。ということは、実際に使用できる電力量は間違いなくトップクラスと言えるのであります。
そして一般社団法人防災安全協会からも推奨されており公共施設、福祉施設で数多く使用されていることから品質の高さは間違いないのであります。
LACITA ソーラーパネル 81W チャージャー エナーボックス citasr-01
もちろんソーラーパネルで充電も可能であります。
スタイリッシュで高品質、コンパクトなモデルならLUCITA エナーボックスは有力候補になるのであります。
【製品仕様】
容量:444Wh(120,000mAh)
電池種類:三元系リチウムポリマー電池
AC出力:400W(定格)/ 100V-60Hz / 純正弦波
USB出力: 5V / 2.1A(×3ポート)
シガーソケット出力:9~12.6V / 10A
充電方式:CC-CV方式
入力:DC12.5V~24V / 6.2A
重さ:5kg
本体充電所要時間:約7時間(ACアダプター使用時)
付属品:本体、ACアダプター、説明書
使用用途:最大消費電力400W以下の電化製品への給電
出力波形:純正弦波
対応ソーラーチャージャー:DC18V-6A(最大)、推薦80W~100W、入力DCコネクタ規格5.5*2.1*9.5(or 11)mm
使用シーン:アウトドア、車中泊、ドローン撮影、ラジコン、夜釣り、DIY、工務店(現場)、カメラマン撮影、車・バイク・ボートバッテリー充電など
最後に
今回はキャンプ場選びの幅を広げてくれるキャンパーの強い味方であり、災害時にも助けてくれるポータブル電源を紹介したのであります。ポータブル電源は容量の違いだけであとはどれも同じ感じなのかと思いきや調べていくと各メーカー毎に特色があり私も勉強になったのであります。
そしてこの記事があなたのポータブル電源選びの参考になれば幸いであります。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうなのであります。
その他のキャンプ・アウトドア記事はこちらであります。冬キャン記事もありますよ。
ではまた。