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2021.9.13追記
レンガの花壇をDIYでつくってみたいけど専門的な知識や技術が必要そうで不安だなぁ。素人でも簡単にできる方法ってあるのかなぁ?
この記事ではそんな悩みを解決したいと思います。
この記事を読み終えると気持ちが楽になり、「DIYに挑戦しよう!」と思ってもらえるはずですよ。
ライター:ACFIELD
庭は全てDIYでつくっている私が解説させていただきます。
ずぼらDIY!花壇は誰でも簡単にDIYできちゃう!
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私のやっているずぼらDIYでは花壇はかなり簡単にできました。ほんの少しのお金と時間があれば、あなたも自分だけのオリジナル花壇をつくることができますよ。
ずぼらDIYとは?
まずはDIYにおける私の基本的な考え方を記載しておきますね。
- 素人がやるのだから初めから上手にやろうとは思わない
- 素人がやるのだからそれなりに機能すればよい
- 初めから上手に出来るのであれば才能があるからプロになればよい
という考えの元に行っています。あくまでも素人目線であることご承知おきくださいね。この考え方に関しては暗渠DIY記事でも触れておりますので確認してみて下さい。
私のつくった花壇と犬走り
まずは私の花壇と犬走りをご覧ください。
右側が砕石を入れた犬走り、左側がまだ何も植えていませんが花壇になります。施工期間はやわやわやって2日半ってところでしょうか?
今回は我ながら相当適当にやっつけちゃいました。
ベルギーレンガとモルタルでつくっていますがレンガを適当な間隔に配置することでレンガの使用個数を減らし施工資金を大幅に減額することに成功しています。
今回の花壇と犬走り作成にかかった金額は約10,000円(材料はほぼホームセンターにて購入)ですから、かなりのロープライス施工です。花壇だけ作りたい方はさらにお安くつくれるはずですよ。
ちなみに今後花壇には芝桜を植えようと考えています。
ベルギーレンガとは
今回私が使用したベルギーレンガについて説明しますね。
ベルギーレンガの特徴としては
- 柔らかく、ボコボコしており直線ではない
- アンティーク感があり、モルタルとの相性が抜群
- 一つ一つ微妙に違う
というもので私の花壇コンセプトにピッタリのレンガでした。
レンガ自体が直線ではないので多少曲がっても気になりません。水平もレンガ自体が水平ではないので他が水平でなくとも全く気になりません。
まさにずぼら花壇にピッタリなのです。
多少の曲がり、多少水平ではないことは全て「味わい」ということで処理できてしまうのです。
という目で今一度ご覧ください。レンガとレンガのつなぎであるモルタルは幅も高さもまちまちです。もちろんモルタルの仕上げも粗めに行っています。
それも全て 「味わい」もしくは「趣」ですからね。
計測・施工位置決め
花壇・犬走りの幅をどうするか?それぞれお好みの幅に決めましょう。
私の場合は犬走りは家の基礎部から50cm幅にしました。反対側にも50cm幅で目印を置きます。
この計測もそんなに正確性を求めませんでした。前述の通り、多少の曲がりは全て味とみなしますからね。
資材準備
今回準備した資材は
- レンガ
- セメント
- セメント用砂
- 型枠用板
- 防草シート
- 砕石
になります。
必要量はそれぞれ必要数ということになりますね。
1つ1つ紹介していきますね。
レンガ
レンガは前述のベルギーレンガです。取り扱いのあるホームセンターもあるはずですよ。
セメント
私の愛用はこの普通ポルトランドセメントです。既に砂と混ぜてあるインスタントセメントという商品もありますが、自分で混ぜた方が割安ですよ。
少量しかモルタルをつくらない方にはインスタントセメントもおすすめです。
ちなみにモルタルって何?って方はこちらの記事で詳しく解説してますので確認してくださいね。
セメント用砂
砂はセメント用を使いましょう。セメント用の砂はいわゆる洗い砂、川から採取した物で不純物が少なく、粒も揃ってサラサラしています。
自宅で余っている砂を使いたいという方は目の細かいふるいにかけてからの方が良いでしょう。私もコンクリートブロック境界線のDIYではふるいをかなり使いました。
型枠用板
今回、私はモルタル部分が多くあるので適当な板を4枚ほど用意しました。モルタルの仕上げも粗めに行いますのでどんな板でも構いませんよ。
防草シート
今回私は犬走りも一緒につくりましたので砕石の下に敷く防草シートも一緒に準備しました。準備したと言いますか前の余りを使ったのですが途中で足らなくなり再度購入した次第です。
上記の防草シートはかなりおすすめです。値段は安いのに透水性が良く、切断してもほつれないので扱いやすいですよ。
ちなみに私はグリーンがお気に入りです。
砕石
犬走り用に砕石も準備しました。砕石としてではなく完全にガーデンロックとして使っています。渋いグレーが私好み⁉ホームセンターで安くゲットできるのも魅力的です。
レンガ下の基礎部にも砕石は使用しますよ。
水糸張り
今回は相当なずぼらDIYなので水糸もレンガに巻き付けてさらにレンガを乗せて動かないようにしただけです。
高さを気にせず、大体のラインが分かれば良いのでこのようにしました。
反対側なんてレンガを砕石の袋で押さえているだけです。
高さの水平を出したい場合はこのようにはしませんが、敢えて高さを不揃いにすることで味わいを出したい今回は簡単に済ませました。
ね?あなたにもできそうでしょ?
転圧
水糸が張れたらレンガやモルタルが乗る部分を転圧しましょう。車が通ったり、人が歩いたりする場所ではないので軽くでOKですよ。
ちょっと強めに踏んづけるだけでも良いと思います。要は簡単に土台部分の高さが変わらなければ良いのです。私は均しに使ったトンボでドスドスしただけです。
ちなみにトンボはこのようなものです。野球部御用達アイテムですよ。庭のDIYにはこのトンボがあると何かと重宝します。
次に砕石(家にもともとあったリサイクル砕石)を入れてさらに転圧します。砕石の厚みは2~3cm あれば充分でしょう。
レンガ・型枠設置
型枠設置⁉それって大変でしょう?
そんな心配は無用です。ご覧ください。型枠と言えど板をレンガの幅で立てただけです。しかもその押さえはその後使うレンガです。
高さも気にしていません。全てを味わいで片付けてしまうからです。
これなら誰でも簡単ですよ。
ちなみにレンガを置いている間隔はその時の気分ですよ。レンガ同士の水平は簡単に見ておきました。ベルギーレンガはそれ自体水平が出ていないので大体でOKです。
モルタル打設
後はひたすらモルタルをつくって型枠の中に入れていくだけです。モルタルの作り方はコンクリートブロック記事で確認してくださいね。
レンガの下にも少しモルタルを入れてやりましょう。
またモルタルは型枠内にまんべんなく入るように木材のきれっぱし等で押し込みながら入れましょう。
モルタルの上部をツンツンとたたいてあげれば自然とほぼ水平になっていきますから、お好みの高さまでモルタルを入れてツンツンしましょう。
ちなみに予めレンガを水に浸けて中の空気を抜いておくとモルタルとの付きが良くなるのですが、今回私は面倒だったのでしませんでした。(手抜き)
脱型
モルタルが固まったら型枠を外しましょう。モルタルの表面はコテで軽く撫でておきます。レンガの雰囲気を壊さないように敢えて粗く仕上げましょうね。
ちなみにコテとはこのようなものです。持っていない方は安いもので良いので準備しておきましょう。
後はレンガ・型枠設置、モルタル打設、脱型の繰り返しです。長い型枠があれば一気にやっても良いと思います。
途中経過です。一心不乱に同じことを繰り返しています。
防草シート敷設・砕石敷均し
レンガとモルタルで枠ができたら犬走り部分に防草シートを敷いて砕石を入れていきます。
防草シートはピン止めでずれないようにするのが正解でしょうがずぼらDIYでは上の砕石で押さえるからよしとしています。
砕石はおおよそ2~3cmの厚みで敷いています。
写真はちょうど手持ちの防草シートが無くなったところです。ん~、あと1.5mほどだったのに!仕方なく防草シートを楽天にて追加発注です。
完成
防草シートが届いてめでたく完成です。
どうですか?このずぼら加減、最後は花壇ラインと犬走りラインで高さにかなり違いがでましたが、それもまた味わいです。
適当に施工したわりにそれなりのものができたと自画自賛しているところです。
2021.9.13追記
ネットで芝桜のセットを購入したので花壇に植えてみました。元気に成長するのが楽しみです。
芝桜の記事も良かったらどうぞ。
最後に
今回のずぼらDIYはいかがでしたか?
難しい工程は無かったと思います。何だかあなたにもできる気がしてきませんか?
この記事がDIYにチャレンジする方の参考になれば幸いです。
またしっかりと直線的な花壇をつくりたい方は最初の位置決め、水糸張り、水糸の水平をちゃんと確認してから施工しましょうね。
大丈夫です。素人の私にできるのだからあなたにもきっとできますよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今回は以上です。